ペリー･ローダン百科事典 第11サイクル「公会議」 ２．国家 |
| ■公会議（３２５巻／６５０話） |
３４５９年に銀河系に存在を示した汎銀河規模の勢力名。別名「七種族の公会議」「七種族のヘトス」。自称『七つの銀河を代表する、相互に全く異質な権力グループから構成される組織』。 公会議を構成する七種族は以下の通り。 １．「ラール人」（ヒューマノイド。ＮＧＣ３１９０銀河出身）。 ２．「ヒュプトン」（非ヒューマノイド。コウモリ型。クマシイ＝プツァン銀河出身。他種族に計画と助言を与える）。 ３．「マスティベック人」（精神生命体。出身不明。ＳＶＥ艦に「極ブロック充電」を行う）。 ４．「グライコ人」（非ヒューマノイド。鳥形。出身不明。公会議の調停役。各種族が対立しないように取りまとめる）。 （その他種族はまだ不明） 公会議に属する七種族はそれぞれ同等の権利を持ち、その上で各種族のメンタリティに応じた役割を果たしている。ただし、利害でのみ繋がっており、種族間の信頼はそれほど強くはない。 公会議が支配する各島宇宙の最高権力者は「第一ヘトラン」。 公会議（の構成種族の一つラール人）の技術力は、３４５９年時点で、テラナーを始めとするあらゆる銀河種族に千年以上先行しており、軍事力では全く抵抗不可能だった。 公会議は３４５８年頃には銀河系に密かに進出し、スパイ組織を構築して銀河系の情報を収集していた。３４５９年１月にまずラール人が姿を表し、ローダンを第一ヘトランに祭り上げ、２月には反抗する全銀河種族の艦隊を撃破し、事実上銀河系を占領した。 ●初出＝３２５巻・６５０話・「七銀河同盟」・３４５９年 |