第９サイクル『旧ミュータント』 ３．種族 |
| ■パラマグ（２９５巻／５９０話） |
テラナーが３４４４年に遭遇した非ヒューマノイド種族。名前はテラナーがつけた呼び方で「パラマグネッター」の略。自称「マグネット生物」。身長１．３５メートル。体型は直立歩行するビーバー。顔はヒヒに似ていて大きな丸い耳。手は二本で指は六本。足はビーバー風の物が二本と尻尾に当たるところに「らせん脚」という三番目の足がある。毛はない。超能力「パラトランス変形」（ＰＥＷ金属を導体にして瞬間移動する）を持つ。「元素と五次元インパルスの融合した存在」と名乗り、ＰＥＷ金属が生存に必須である。 発祥世界は銀河中枢部の「パラマグ＝アルファ星系」唯一の惑星「ポルデュポル」。しかしこの星は紀元前１１万年頃パラマグ自らが戦争で破壊してしまい、３４４４年時点では惑星の残骸の無数の小惑星群の内部に都市を作って暮らしている。 技術力は３４４４年時点でテラナーを上回っており、反物質を自在に兵器に使用している。 パラマグは紀元前１１万年時点で既に超光速飛行を実用化していたが、ＰＥＷ金属が母星系以外で発見できなかったため、他の世界に植民できなかった。３４４４年になって太陽系にＰＥＷ金属が存在すると知り、物質転送機を使って侵攻を試みたが、テラナーに撃退された。 ●初出＝２９５巻・５９０話「目的地は未知」・３４４４年。 |