ペリー・ローダン百科事典 第８サイクル「大群」 ５．ノンセクション |
| ■重力定数（２５０巻／５００話） |
ローダン世界における架空の物理定数。正式名称は「フィールドライン重力定数」。五次元性エネルギーに関係する数値。単位はメガカルプ（ＭＫ１）。リニア飛行が実用化される２２世紀まで未知の概念だった。この定数で計測されるエネルギーは、恒星、人工重力関係の機器、あるいは銀河そのもの、から放射されている。生物の知性は重力定数と密接に関係しており、定数の変動により知性の急激な向上、あるいは低下（痴呆化）が引き起こされる。 ３４４０年に「大群偽神」は銀河系の重力定数を８５２メガカルプに引き下げたため、大半の知性体は痴呆状態に陥った。この調整は３４４３年に食い止められ、重力定数は本来の値に復帰した。 ●初出＝２５０巻・５００話「虚無より来たる」・３４４１年。 |
| ■インペリウム＝アルファ（２５０巻／５００話） |
太陽系艦隊大本営／地球防衛指令本部のコードネーム。地球の「テラニア・シティ」の地下に設立された、一つの都市とも言える巨大設備。軍事関係の施設だけではなく、発電システム、食料工場、空気の生成維持システムなどを備え、完全な自給自足で４００万人を養える。１０００年以上の歳月をかけて建設されていたとあるが、物語には３４４１年から唐突に登場した。 ●初出＝２５０巻・５００話「虚無より来たる」・３４４１年。 |